多焦点眼内レンズ・オルソケラトロジーは福岡県筑後市『鶴丸眼科』まで

〒833-0002 福岡県筑後市前津60-1 電話番号0942-52-0002

多焦点眼内レンズについて

鶴丸眼科では、多焦点眼内レンズを導入する運びとなりました。
多焦点は、言葉の通り、遠方から近傍まで焦点(ピント)が合うという意味です。
ただし、遠近の視界が自由に見えるという訳ではありません。

焦点(ピント)の違い

現在、白内障手術におけるレンズは、
大きく分けて2種類あります。

「保険診療」の単焦点レンズ

「自由診療」の多焦点レンズ

※3焦点眼内レンズも取り扱っています

多焦点眼内レンズの〈メリット〉

近くが見やすいイメージ

●遠方(正視)に合わせても近くも見やすくなる可能性が高くなります。

●単焦点レンズでは、眼鏡が必要な場合が多いのですが、多焦点レンズでは、眼鏡の使用頻度を極力減らすことができます。

多焦点眼内レンズの〈デメリット〉

光がにじむイメージ

●特に夜間の運転時に「ハロー・グレア」と言われる、光のまぶしさ、光のにじみを感じることがあります。

●完全に若い時のような見え方をするというわけではありません(眼鏡をかけた方がより良く見える可能性があります)。

多焦点眼内レンズ治療と費用

・手術手技は単焦点眼内レンズの手術と全く同様です。
・つまり、合併症も同じであり、レンズを入れる袋が弱い場合など、レンズを挿入出来ない場合があります。
・その場合は、自由診療の契約を中止とし、保険診療として、単焦点レンズを縫い付ける処置を行います。
・その場合、単焦点レンズとなります。
・費用     自由診療/片眼:60万円〜 両眼:120万円〜 ※レンズは性格的に合う、合わないもあります。詳しくは個別に説明させて頂きます。ご質問や疑問点はご遠慮なくお訊ねください。

オルソケラトロジーについて

近視や乱視を矯正し、
裸眼視力を向上させる治療法です。
特殊なハードコンタクトレンズを就寝中に装用することで、
角膜の形状を一定期間変形させ、
日中は裸眼で過ごせるようになります。

コンタクトレンズの全体図

当院では、厚生労働省に医療機器として承認された
東レのブレスオーコレクトを採用しています。
高酸素透過性で破損しにくく、
日本人の角膜形状を対象にデザインされた
コンタクトレンズです。

装着前

コンタクトレンズ装着前の図

近視の場合、光が網膜より手前で焦点を結ぶため、像がぼやけて見えます。

つける

コンタクトレンズ装着した図

特殊なカーブを持つレンズが角膜前面の形状を矯正し、光の焦点を網膜上に結びます。

はずす

コンタクトレンズ外した図

レンズをはずしても一定時間角膜形状が維持されるため、昼間は裸眼視力が改善します。

オルソケラトロジーの〈メリット〉

●日中、裸眼で過ごすことができます。

●裸眼でスポーツを楽しみたい人に向いています。

●レーシックなどの手術とは違い装用を中止すれば元の角膜の状態に戻りますので、手術に抵抗がある方でも治療できます。

●お子さんの場合、近視進行抑制効果があるという研究発表があります。

スポーツ競技のイラスト

オルソケラトロジーの〈デメリット〉

●健康保険適用外のため検査・治療費は自費診療となります。

●効果には個人差があります。昼間裸眼で過ごせるように視力が安定するまで1週間~1か月程度かかります。

●従来の昼間装用のハードコンタクトレンズと同じように合併症がおこる可能性があります。

●ハロー・グレアといわれる光の周りに円状の光が見えたり夜の光が眩しく感じることがあります。

治療の流れと費用

❶ カウンセリング

オルソケラトロジー治療について説明いたします。

❷ 適応検査

検査料 5,500円 ※オルソケラトロジー治療が可能か判断する検査です。

❸ 装用体験(1週間程度)

保証金両眼 66,000円
トライアルレンズをお貸出しして体験していただきます。
装用体験翌日に診察がありますので必ずご来院ください。

❹ 治療開始

両眼 165,000円 片眼 88,000円 (共に保証金含む)

❺ 定期検査

翌日、1週間後、2週間後、1か月後、3か月後、以降3か月毎

※詳細は、スタッフにお尋ねください。